【怒りの正体】意思とのギャップに対峙する、あり方の問題

働くこと

感情と理性
執着と協調

いい大人なら

感情に任せて大声を出したり
人に当たることが良くないと
いうことくらいは分かっている

それなのにこれほど
多くの大人が

しかも
かなりのポジションにあって

世間的にはカリスマと呼ばれる
人物が

大いに怒鳴り、感情的に大声で
人を罵倒して、追いつめている

怒りとは何ものか


怒りは「自分の理想」が
あるからこそ生まれる感情

すなわちそれは
強い意思であり夢への執着

理想と現実とのギャップを
目の当たりにしたときに

その隙間をなんとか
埋めようとするパワー

その力が強ければ強いほど
理性や理屈を超えて
思いが先に溢れたもの

諦めない強い意志
自己実現の欲求への執着

それが怒り

だから偉大な
物事を成し遂げる人物は

怒り、自己表現し
そして人を威圧する


感情的になる場合は
当然、相手を選んでいる

公の場で露骨な表現は
もちろんしない

信頼がおける相手

家族、身内、部下に対して
感情を抑えずに表出させる

人たらしの高度な技術を
用いることができるなら

それでも人が離れず
最後まで行けるならば
それで良い

いつしか怒られたことが美談になり
その人から怒られたことを感謝する


そこに至るほどの高度な技術を
持ち合わせる人間は一握り

それはとてもリスキーな綱渡り

信じ込んでいた相手との
絆や信頼関係は

相手が切ってしまえば
そこでおしまい

一度切れた糸を
修復するのは難しい


感情に素直に従えば
心地よく自分らしくいられる、と

それが自分の理想の姿だ、という信念

しかしその短期的な心地よさによって

自分のもっと大きな目的を果たすための
進むべき道筋からは逸れてしまう

それは損害の大きい勘違い

結果、誰よりも
自分が損をして痛い目に遭う


相手は自分の思い通りには
決して動かない

だから相手を尊重し
価値観の違いを受け入れる

それが賢く、最短距離の
目的を達成する手段

感情的になったら負け
抑えられないのは赤ん坊

感情を抑えられない人を見ても

その感情の正体を理解できるなら

それと同じレベルに合わせるのは
賢いとは言いがたい


広い視野、高い視座

理性を超えた怒りを
さらに超えた自己制御

怒りを封じ込めて
その先に行けば
より良い未来に行ける

自分は自分をマネジメントできる

本当になりたい姿を求めて
目的を忘れず、前に進む

コメント

  1. Lincoln749 より:
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