【中年の戦略】荷物を減らし、空間をつくる

働くこと

中年のおじさんは話が長い
昔話、若い頃の武勇伝

それは仕方のない現象
最近、それがよく分かる

自分も中年なわけで
しゃべりたいことがいっぱいある

歳をとった分、インプット量が多い分
どんどん湧き出す語り口

しかも権力ある立場になると
若い周囲が止めてくれることもなく

遠慮の気持ちも薄れてしまい
無邪気な子どものよう


どんどんしゃべりたいことが
湧いてきて

相手のために、と思いながら
実はほとんど届いていない

迷惑な話だ
人の時間を奪ってはいけない

過去の成功体験にしがみつき
頭がいっぱいになっている

隙間がないから新しいものが入ってこない
荷物が多すぎて早く動けない

だから若者やベンチャーには敵わない
彼らは身軽で素早く動き

だから時代を軽やかに
先に行くことができる


オヤジギャグがなぜ
オヤジの特性なのか

それは加齢に伴う脳機能の低下

頭で思いついたつまらないアイデアが
脳内で止まることなく表に出てしまう現象

理性が緩み、ブレーキが効かなくなっている
劣化でありデリカシーの欠如でもある

しかし、ものは考えよう

つまらないアイデアを
人目を気にせず行動に移せると考えたら
それは一つの強みになる

思いついた考えを
つまらない、と思って引っ込めるのは
もったいない

多少の迷惑顧みず
遠慮よりも自分に素直に行動したら
少しは行動量が上がるだろう


どうせ他人は他人

誰しも人のことは
そこまで気にもしていないし

人の話はほとんど聞いていない

だから、自分も
人のことは気にしない

荷物を捨てたらいい

身軽になって、無邪気になって
行動したらいい

やるかやらないか
それだけだ


見栄や体裁、つまらないプライド
インプットしすぎていっぱいになった頭の中

リセット、断捨離
棚卸し

空間を作ったら、またそこに
新しいものが入ってくる

新しいものをインプットして
新しいものをアウトプットする

大事なものは、自分の武器として持っていく
経験が有利なこともたくさんある


これからの時代
誰も経験したことのない環境変化

誰しもが
有利も不利も両方持っている

歳をとっても怖いものは怖い
むしろ過去の体験が足かせになる

通用しない過去の成功体験には
決してしがみつかないことだ

とにかくやってみたら見えてくる
年齢なんて関係ない

そうやって理屈で考えて
自らを鼓舞して先に進む

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