【障害物競走】動かないと景色は変わらない

働くこと

障害物競走

みんなと一緒にスタートして
少年は、障害の前で立ち止まった
周りは先を、走り去っていった


やるべきことは分かっていた
ただ、それをやれば良いだけ
それがルール

けど、やらなかった
立ち尽くし、首を傾げて
時が過ぎるのを待った

周囲の大人たちが慌てて駆け寄り、
手伝って、さあ走りなさいと背中を押した

ようやく走り出したけど
それはジョギングのように
スローで、マイペースな

ヒヤヒヤして心配する大人たち


そんな少年に自分の姿を重ねてしまう

本人の内心は、複雑だっただろう

知らないよ、そんなこと関係ない
誰かが勝手に決めたルール
自分は面白くない、だから従わない、
という開き直り

ビリになるのはイヤだ、恥ずかしい
それならいっそ辞めてしまおう、という言い訳
苦手意識や劣等感

本当はできる、けどやらないだけ
そう思っているうちに、
本当はできるということも忘れてしまった


やればいいだけの話だ、と

捻くれてないで、素直にやるべきことを
一生懸命にやればいいじゃないか
格好つけてないで、泥臭くやりなさい
やり抜くことが大事じゃないか

周りはそう言う

現に自分も、目下の人間に対しては
教育として、そんなことを頻繁に言う

けど、ルールに従うだけが正解ではない
立ち止まって考えてもいい
ただ自分が意思を持ってやりたいように


障壁は、よじ登ってクリアするか
避けて逃げるか
それはどっちでもいい

逃げるな、と言われても
逃げることだって、一つの立派な行動
選択肢の一つ

ルールに従わないこと、
逃げることだって、
そっちのほうが本当は勇気がいるし
面倒なことが山ほど降りかかってくる


どっちでもいいけど
怖気づいて、迷って悩んでいるくらいなら
とにかくどこかに走り出そう

前でも横でも斜めでも、走り出そう

首を傾げて立ち止まっていては
景色が変わらないから、何も動かない

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