誰も悪くないのにな
悪人など、どこにもいない
みんな誰かを愛し
何かを頼って
悩んだり安堵したりして
生きている
それなのに
どこかでは人が人を責め
どこかでは争って
誰かが傷ついている
社会はどうしてこんなに
生きづらいのか
完全な悪の個人は存在し得ず
逆に完全な正義もない
むしろ誰もが認める悪があれば
それに対抗して一つに
まとまることができるだろう
そんな相手がいたら
仲間たちで一致団結して
平和が訪れるかもしれない
ただそれも、一次的なもの
相手は決して
人や組織ではない
目標や成し遂げたいゴール
みんなで同じ目的に向かって
一致していることがベスト
組織が大きく、成熟してくると
それができなくなって
人を信じられなくなって
情熱の代わりに
規則とルールでまとめる仕組みが
作られる
その中にいる個人には
自由な意思決定権が奪われていく
仕事が面白くなくなっていく
それは
組織の成長セオリー
組織の肥大化は
コントロールが難しい
怪物への変貌
成功する経営者は
細部までこだわって
四六時中に全て自分で
指示と把握、管理をするらしい
それが優秀な経営者だそうだ
少なくとも自分は
そんな人間の元で働くのはごめんだ
それは一個人のロマンに
付き合わされているだけで
後継者は育たないと思う
手放し、信頼して任せることを
学ぶべきだ
自由もなく
自分の意思もない働く場所
そこに自分のロマンはあるか
利害関係は一致しているか
折り合わなくなったら
自ら去るべき
いつまでも乗っかっていないで
遅くても確実に
自分の意思で、自分の足で



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